思い出の箱 平成17年 1月25日 制作
キハ 04型 キハ 06型
機械式ディーゼル車両ってどんなの?
キハ04 106 広島駅にて
昭和41年撮影
同じ キハ04 106 広島駅にて (宇品線ホーム)
キハ06 43 昭和42年撮影
東海道本線 向日町運転所職員輸送用
.最寄の向日町駅まで運用されていました。 昭和44年廃車
機械式とは
自動車で説明しますと マニュアルミッション車(MT)に該当するものです。
オートマチックミッション車(AT)に当たるものは流体式と呼ばれます。
現在活躍しているディーゼル車(気動車)はすべて流体式です。 .
おどろく無かれ、写真の車両は機械式なので、まるで自動車のようなものです。
ちゃんとアクセルやクラッチ、変速レバーまで付いているのです。 .
ハンドルさえあればバスとなんら変わりがありません。 .
運転台を見てください キハ04 106
右端に 変速機のレバーが見えます。
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クラッチペダル 足ふみのアクセル 丸いのが変速機レバー |
写真はいずれも昭和42年ごろの撮影です
昭和40年の調べでは キハ04が全国で15両 キハ06が28両在籍しており
ましたが、それから数年経たないうちに国鉄から全廃となり、あるものは地方の
私鉄に再就職していったそうです。 .
当ホームページ 「北丹鉄道 夢の跡」に紹介していますディーゼル車も
やはり昭和40年に国鉄からの移籍して行った一両です。
由良川沿いを走る北丹鉄道 キハ10 1
元は 国鉄 姫路第一機関区所属 キハ04 28 でした。
機械式ディーゼル車って?と 偉そうに言いましたが消えて50年近く
なり御存じない方に紹介するつもりで写真を掲載しました。
お便りお待ちしています。
2005.01.25 制作
2011.05.03 改訂
2015.8.31 改訂(キハ101画像追加)