思い出の箱         大阪府貝塚市         2017年1月10日 制作 A
今東光と水間鉄道

こん とうこう    みずまてつどう



水間鉄道  水間観音駅にて      1004号車 (元東急電鉄 7007号車) 




水間観音駅より貝塚駅方面を見ます。  左のピンクの車両は保存車で元 南海電鉄の車両





1000型 1008号車          (元 東急電鉄 7139号車)




1008号車  側面    さすがオールステンレス車 ピカピカでした。

これらの車両は 東京急行電鉄から1990年にやってきた初代7000型で
10両移籍し、リニューアルされ現在は水間鉄道の1000型として活躍しています。

昭和38年 1963年製造  オリンピック前年  すでに54年経ちます。
 つり革にSIBUYA(渋谷)の文字があって、東京の匂いが残ってますね。
 東京からの見学者も多いとか。東横線や田園都市線ほかで運用されました。


昭和40年 1965年撮影の写真です。

東急 東横線 元住吉車庫にて   筆者撮影


日本最初のオールステンレス車両 7021号車





車輪の外に装着されたブレーキパッドがとてもユニーク  空気バネ台車です。





アメリカの技術を導入したパイオニアV台車  予備車なのかディスクが錆びて真っ赤。
構造上 とても軽量でメンテナンスが楽で、軌道にも優しい台車。





保存車  かつて南海電鉄から借り受けていた553号車


 
終点 水間観音駅




1926年(T15)創業時の建物  上の駅名は水間駅  
現在は 下の看板 水間観音駅

 
 水間鉄道は水間観音への参詣者のために
開業しました。  延長 5.5Km
 軌間 1.067m 1500V  1990年まで600V





近くによると 大きな堂宇に驚きます。 三重塔も立派。
天台宗別格本山 水間寺   水間観音とよばれ親しまれています。



一口メモ    ちなみに天台宗総本山は比叡山延暦寺。

1898(M31)〜1977(S52)
今が姓 名が東光 今東光氏は昭和36年〜48年 水間寺の住職をされていました。  *注

水間寺が広く世間に知られた寺院になったのは、氏の存在が大きいと言われています。


小説家であり天台宗の僧侶でもあった今東光氏

勝新太郎 田宮二郎の名コンビで
知られた映画。 原作者が今東光氏です。
あくみょう


今東光資料館    水間鉄道  


思い出の箱      今 東光と水間鉄道     END

                 思い出の箱 目次へ      

アクセスカウンター


2017.1.10     制作
2017.1.11  一部改訂
2017.2.23  一部改訂