思い出の箱                            平成27年5月15日

龍が森のハチロク  25選   
国鉄 花輪線  (岩手県)  1968年(S43) 3月13日 14日 撮影













次は三重連の通過です。






















ハチロク   8620型蒸気機関車の愛称です。
ナンバープレートは ●8 6 ●●と表示されます。

龍が森はファンの間では全国的に知られた撮影スポットでした。












山裾はスキーのゲレンデ。 停まっているのは客車ではなく
足回りを取り外してスキー客用のロッジとして活用しています。
もちろん鉄道ファンにも便利な宿泊施設でした。




峠の頂上に着きました。 龍が森駅




客車のロッジが見えてます。 ここはすでにゲレンデ。








雪が吸音板になるのか、反響がなく、
とにかくクリアーなサウンドで列車が通過します。  




この写真のワンショットは、撮った瞬間から大好きな写真になると確信しました。
もう50年近くなりますが、やっぱりその時のことを思い出します。
















朝の一番列車が盛岡方面から昇ってきました。




これから33.3‰の峠に挑みます。        岩手松尾駅近くで












小編成でも大きなドラフト音が響きます。   風は追い風。











8620型機関車  1914年(大正3年)製造初年

15年間で約700両が製造された、大正時代の代表的機関車
蒸機終焉期まで全国各地で活躍しました。 
京都の蒸気機関車館にも保存され JR九州では「SL人吉号」として
今も活躍しています。

龍が森のハチロク   END
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2015.5.15  改訂