思いでの箱  竜華操車場の記憶       アクセスカウンター     昭和42年ごろ

B マンモス蒸気機関車 D5228 の印象


D5228号機は 吹田の機関車でも竜華の花形スター

D52型蒸気機関車は日本最強の貨物用機関車です。吹田操車場から城東貨物線
経由で竜華へ来てはその日のうちに帰ってゆきました。 所属は吹田第一機関区です。


太平洋戦争さ中の昭和18年から戦後の21年に285両製造されました。

ボイラーは太くて背が高く、気笛は斜めに取り付けられるなどの風貌で
「D52ここにあり」とばかりに周囲を圧倒する迫力ある機関車でした。

ドームに斜めに装着された汽笛

普通は垂直に立っています。

花型スターのC62型はボイラーをこの
D52型から流用しているのでやはり斜めです。



ドンドンドンという低い低音で構内を行き来します。
機関車の大きさとその音は王者の風格いっぱい。





ターンテーブルの寸法ぎりぎりで神経を使うとは職員さんの話






DD1345と並んで D52の後方にDF50が見えます。
マウスポインタを置くと拡大します


吹田に帰るまでしばしの間、機関区でお昼寝をします。











機関車とテンダー(炭水車)の間に自動給炭機がついてます




台枠のない船底形テンダーは資材の乏しい戦時の苦肉の知恵




先端ぎりぎりまでボイラーで、煙突はシリンダよりも前についてます。








D52 28号            D52 142号機   

この写真の撮影時は御殿場線が電化され、いよいよ本州では最後の
D52として存在し、ファンにも注目されました。 昭和44年に2両は
函館本線に移って行きました。 そしてまもなく廃車になりました。

記憶の中には2両のD52が並んだ姿がなく、この写真は意外な
ものを見たという驚きがあります。 撮った本人が言うのも変ですが。



D5228 の印象   END
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H19.1.07  改訂
H25.3.5  画像追加
H26.10.11 汽笛追加
H30.10.19  改訂版