思いでの箱   竜華操車場は今      2005年(平成15年)3月の記録   
広大な操車場跡地は21世紀にふさわしい街へとの願いをこめて再開発が進んでいます。



平成15年3月 工事中の操車場跡地      久宝寺駅の新駅舎が見えます





  建築中の八尾市立病院 




 
舗装道路が関西本線の
 天王寺方面行き廃線後です。

 その外側が昔からあった
 側道です。
(暗い部分)





   操車場をくぐる地下道二ヶ所





    短いほうの東の地下道

 
この上を機関車がかならず毎日右へ
左へと入換え作業をしていました。
 排水が悪く常に水が溜まり、通行者を少なくて子供のときは気味の悪い地下道でした。






  操車場ほぼ中央の長い地下道


 かつては右の歩道が無く、自動車もよく
通過しました。照明が無く、途中の天井に
換気口ありそこから漏れる光が照明代わり
になっていました。

排水も良く、舗装も良好でした。



思いでのコンクリート柱   操車場脇の地下道階段の柵

竜華操車場を自分の遊び場として通ったのは小学校4年生頃でした。無人駅だった
久宝寺駅の眼前に広がる広大な操車場。 目の前に停車するD51の大きな4つの動輪
と太い連接棒。第4動輪に続くなんとも不安な曲線を描くイコライザー。亀山機関区を示す
白色の「亀」の文字。 見つめても見つめても見飽きない機関車。              .

 私はこのコンクリート柵の横の階段を地下道へ降りたり登ったりしてよく遊んだものでした。
 蒸気機関車が無くなってから絶えて行くことが無かった私は、先日30年ぶりに訪ねました。
 何もかもが変わっていましたが、このコンクリート柱と木製の手すりで出来た柵は風化こそ
すれ、小学校のときに遊んだそれと同じものでした。                      .

おそらく昭和13年の操車場開設と同時に作られた柵と思われますが、まもなくその使命を
終えようとしています。 見れば近くに新地下道が建設中でした。               .
                      .

                     平成15年3月    「思いでの箱」

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龍華操車場跡地の再開発はほぼ完成に近づきました。
 「龍華操車場 2012年 今」  をレポートしています。

    竜華操車場は今 2005年版   END

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