思い出の箱 2013年2月20日 更新
羽越本線の蒸気機関車
1969年(S44) 〜 1971年(S47) 撮影
D51 1005号機 羽越線 鼠ヶ関駅北方 (山形県鶴岡市)
D51 1005号機のサイドビュー
D51 270の牽く旅客列車 羽越線 鼠ヶ関〜小岩川
D51270号機 電化工事も急ピッチの頃でした。 完成は昭和47年
この機関車は秋田県横手市 横手公園に保存されています。
羽越線 京ヶ瀬 付近 (新潟県)
羽越線 京ヶ瀬駅近く (新潟県)
越後平野では稲架木(はさぎ)が其処かしこで見ることができました。
阿賀野川鉄橋(京ヶ瀬寄り)につながる築堤を駆け下ります。
羽越線 阿賀野川鉄橋にて (新津 〜 京ヶ瀬 間)
東海道新幹線 富士川鉄橋が出来るまでは日本最長の鉄道橋でした。
竣功 1912年(大正元年) 長さ 1.229m
今では長大橋として全国の新幹線の橋梁や関西空港連絡橋などが知られていますが、
かつては阿賀野川 天龍川 石狩川の橋梁等が1000m越えの長大橋でした。
日本最長の鉄橋と言うものの・・・・・。
もっと豪快な鉄橋を想像していたのですが、高さは低くてしかも大部分が
プレートガーターの連続で、やや期待はずれの光景ではありました。
注 部分しか写ってませんが、左側にトラス橋4連と プレートガータ65連が繋がります。
D51 74号機
新潟県上越市 五智公園に保存されてます。
D51 63号機 阿賀野川鉄橋 昭和44年
全長 1229mのうち平時は左岸の幅260m程に川が流れていて、ほとんどが
草原か畑地です。 でも集中豪雨があったりすると、流れは川幅いっぱいになり
鉄橋近くまで水面が上昇するなど恐ろしい光景となります。 近年の記憶に新しい
新潟や福島豪雨の時もまさしくそういった状態でした。 .
羽越線 阿賀野川鉄橋(新津寄り) D51 74号機 昭和44年
昭和36年 ここにあった踏切で列車とトラックの衝突事故がありました。 |
死傷者が出た大事故で、機関車(C57106)が阿賀野川に転落大破、客車2両が 脱線し、トラス橋も衝撃で川に落橋しました。 写真にあるように道路は通行止め になり、堤防下に迂回しました。 今も迂回路はそのまま使われています。 写真の今風な?ワーレントラス橋は事故後架けられたもので、向こうの鉄橋の 曲弦トラス橋との違いが分かるでしょうか。 これも事故の名残なんです。 ※ 正確には残った曲弦トラス橋3連は事故一年後に常磐線で使っていた 曲弦トラス橋に架け替えられました。 写真はその鉄橋です。 (ウィキペディアより) |
新津駅付近にて
C11269号機の引く旅客列車 羽越線新発田方面行き
昭和44年
新発田方面から到着の列車 D51 498号機 昭和44年
この機関車は現在関東を中心に復活蒸気機関車として大活躍しています
新津駅からキロポスト標示1Km 新津行き普通列車 C57 189号機
新津駅に近づくC57 189号機の普通列車
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D51 324号機の貨物列車が 新津を出発し新発田方面へ向かいます。 デフレクター(除煙板)は長野工場のデザインのもので長工式と呼ばれました。 この機関車は引退後 千葉県習志野市で 長らく保存されていましたが、保存状態が 良くなくて、10年ほど前に解体されたそうです。 |
D51 1006号機 合理化反対闘争の落書きを消した後が痛々しい。 昭和46年
新津駅北方にて
新津機関区にて (昭和44年)
新津機関区のスター C57 1号機
京都梅小路の記念館に動態保存され SL山口号などで活躍中です。
D51 1001号機 と C57 1号機
この時のC57 1号機は新しく塗装され、テンダーに白線が引かれています。
また煙室扉のハンドルも違う形に変えられています。
植樹祭のお召列車として1972年(S47)に走っています。 でもそんな
晴がましい装飾でもなかったので、何だったのか今となっては分かりません。
D51 1049号機 と D51 1001号機
昭和46年 撮影
機関区に憩う D51 1049号機 D51 1001号機 C57 1号機
1001号機は 長野県千曲市更埴体育館脇で保存されてます。
機関区脇をバック運転中のC57 189号機
京都府与謝野町の加悦SL広場に保存されています。 ここは明治7年輸入の
英国スティーブンソン社製機関車等も保存されていることで知られています
D51 238号機
この機関車はまもなく中央本線の中津機関区に転属していきました。
その縁で、現在 同じ中央本線の藪原(やぶはら)駅近くに保存されています。
D51 611号機
新津で働いたあと、北海道へ転属していきました。
動輪が羽越線 坂町に保存展示されています。
羽越本線の蒸気機関車 END
新津で体験記 C57180号機 (SLばんえつ物語号) 静態保存式典
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